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御料車-第6号
明治天皇の御乗用として製作された初の20m級3軸ボギー車で、明治期最後の掉尾を飾る車両です。

外観は御座所を中心とした完全対称形で、中央部に菊の御紋とその上部に鳳凰肉合高蒔絵、左右に桐紋を配し、軒部や縁部は金メッキ及び金箔と各種彫刻、さらには台枠にまで紋様入りの錨金が施され、その燦然とした美しさは今を以ってしても歴代御料車の中でも最高といえるでしょう。

室内は初代3号に倣い、前位から大膳室・侍従室・御座所・侍従室・御寝室・御厠とし、
御座所の片面には通路も設けられています。

先にも述べた通りこの車両は明治天皇陛下のお召用として製作されたものでしたが、
完成の2年後には大正天皇の代となり、以来昭和初期の二代目第1号の誕生までの間、
殆どの御召編成に組み込まれ、大変重用されていたようです。
用途 : ・明治天皇御乗用
製造年 : 明治43年10月29日 製造所 : 新橋工場
(国鉄・大井工場)
形式 : 木製3軸車ボギー車 台車 : 3軸ボギー
外寸(mm) : 20294×2590×3759 自重 : 33.54t
特記 ・製造費(予算):64,253円(現在の貨幣価値でおよそ8,060万円)
・昭和34年10月鉄道記念物に指定
・現在:明治村に展示・保管